子供の歯周病
子供の歯茎が赤くなっていたり、腫れぼったい感じがしたり、触るとプヨプヨしたりしていませんか?
もしかしたらその症状、歯周病かもしれません。
主な原因は歯垢によるもので大人と変わりません。
歯周病菌が大人から移ることもあるのでキスやスプーンなどの食器の使いまわしには要注意です。
ですが子供のうちは歯周炎から歯周病へと悪化することはごく稀です。
歯周炎のうちなら正しい対処をすれば回復します。
大人になって歯周病にならないために今から予防しておくことが大切です。
歯周病になる可能性について、
萌出性歯肉炎
子供が奥歯の生え始めや永久歯(大人の歯)への生え変わり時期に一時的に起こる歯肉炎です。
これは歯が生え終わると自然と治ることが多いです。
永久歯の奥歯は完全に生えるまで、特に時間が掛かります。
不潔性歯肉炎
歯ブラシがきちんとできていない場合に起こります。歯の周りの歯垢をきちんと落としてあげることで治ります。
思春期性歯肉炎
学校などで外出が増え、歯磨きの回数が減少することも原因の1つです。生活習慣を見直し、歯垢を取り除いて治療を行います。
若年性歯周炎
歯を支えている歯槽骨が急速に吸収され、歯が移動したり、歯周ポケットができたりするなどの症状があります。
30歳くらいで顎の骨が減ってしまうので、早期発見・治療が重要です。
基本的なことではありますが「正しい歯磨き」とご両親が行う「仕上げ磨き」が重要になってきます。
お子さんは、毎日頑張って磨いているつもりでも、きちんと磨けていないのが現実です。お子さんのブラッシング後は、お母さんがお口の中をしっかりとチェックしてあげてください。
乳歯の生え方や歯並びによって歯磨きの方法は変わってくるので、乳歯が生えだしたらお子さんと一緒に歯科医院に歯磨き相談を行ってみてはいかがでしょうか。
歯について気になるところ、お困りの方は成田市歯医者のそらクリニックへお問合せください。
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