学校検診で咬み合わせにチェックが合ったお母さんへ
お子さんには
①プレオルソ (過蓋咬合、開咬、反対咬合)
②ムーシールド (反対咬合)
の二つの装置が有効かも知れません。
ここで、とある例をご紹介しましょう。
ある小学校低学年の女の子が学校の歯科検診で「かみ合わせ」の項目にチェックされ来院しました。
別の小学校低学年の男の子が同じように「かみ合わせ」の項目にチェックされて来院しました。
女の子の母親は早い段階での矯正を選択し、
男の子の母親は「かみ合わせ」で指摘を受けていましたが、
本人が嫌がるということもあり、それまで放置していました。
早くに矯正を選択した子は1~2年後の学校の検診で、
早くも「かみ合わせ」で指摘されることはなくなり、
お子さんも、親御さんもとても喜んでいらっしゃって頂いたこともあります。
一方その時に矯正の選択をしなかった子は毎年学校検診での指摘を受けていましたが、その後心配するもどうして良いかわからないまま6年経過し、本人がやはり矯正をやりたいと希望し来院しました。
早期に行えるこのプレオルソの矯正の時期が過ぎてしまっていたため、
歯に装置をつける矯正を選択せざるを得なくなり
マウスピース型のものより費用もかかってしまいました。
二人の違いはなんだったのでしょうか?
早期に口の周りの筋肉の機能を改善出来ていれば、
咬み合わせの問題はすぐに解決出来ていたかも知れません。
咬み合わせを矯正するための2つの装置については、以下で詳しく説明していきましょう。