歯の神経って何?
成田市の歯科医院、歯医者のそらクリニックの秋山です。
今回は、歯の神経についてお話していきたいと思います。
歯科医院に行ったとき、「歯の神経を抜きましょう」、「この歯は神経がありません」など耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
〇そもそも歯の神経って?
学術的には歯髄といい、歯の内部にあり神経とともにたくさんの毛細血管が存在しています。歯髄は、象牙質の形成と歯に加わる刺激を感受する機能を持っています。
そしてこの毛細血管は、歯に血液と酸素を供給する重要な役割を担って居ます。
〇歯の神経を抜くとどうなる?
歯髄には先程お話ししたように、たくさんの毛細血管が通っています。抜髄、神経を抜くと今まで血管で供給されていた栄養や酸素が供給されなくなってしまいます。
すると栄養が無くなってしまった歯は死んでしまうのです。
〇どんな時に歯の神経を抜く治療をするの?
主に、虫歯が重症化してしまい歯髄まで虫歯菌が達してしまったときに抜髄処置をおこないます。
虫歯が神経に達し、炎症を起こしてしまうと歯髄炎になってしまいます。
歯髄炎になると、軽度の場合刺激に対して敏感になります。重症になると、刺激が無くてもズキズキと激しい痛みを感じるようになります。
さらに進行してくると、歯髄が壊死してしまい何も感じなくなってしまうのです。
また、重度の知覚過敏でも抜髄処置をおこなうことがあります。
今回は歯髄について、抜髄処置の大まかな症例についてお話ししました。
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2023年03月07日 16:59