指しゃぶり何歳まで?
子供の指しゃぶりをやめさせるにはどうしたらいいか、、、
なかなか頭を悩ませる問題ですよね。
私も、一児の母なのですが現在この悩みに直面しております(._.)
今回は、私がセミナーで学んだ知識を皆さんにもお伝えしたいと思います。
『どんな時に指しゃぶりするの?』
大きく分けて3つの理由で子供は指しゃぶりをします。
①お腹が空いた時
➡お腹が空いた時の指しゃぶりは、生後1,2ヶ月がピークでそれ以降右肩下がりとなり
2歳前には消失します。
②眠い時
➡子供は就寝時に精神的に不安定になりやすい為、指しゃぶりで安心を得ようとします。
これは生後1ヶ月~4歳以降まで60~80%を占めています。
③刺激が少ない時
➡1歳以降に徐々に増えてくるのが、刺激が少ない時の指しゃぶりです。
また、言葉でうまく表現できない時期は気分鎮めの指しゃぶりなども見られます。
『いつまでに指しゃぶりを辞めた方がいいの』
結論から言うと、3歳までにはやめた方がいいと言われています。
なぜ3歳までかと言いますと、
3歳までに指しゃぶりをやめられた子供は約1割に歯並びに影響が見られただけでしたが
3歳以降も指しゃぶりを継続した子供を5歳時点で見たところ約7割に歯並びに影響が認められたという結果がでているからです。
また、歯並びなどの見た目だけでなく、発音・食べる機能の不全などの口腔機能へも影響を与えます。
『指しゃぶりをやめさせるには?』
3歳未満は、基本的には見守っていくかたちとなりますが、長時間続く場合は習慣化しないように、お喋りをしてスキンシップをとる・積み木など手を使う遊びをする・外へ連れ出すなどの対応をしていくと良いです。
3歳以降でお子様の理解力が高まったら、指しゃぶりの影響を話して自覚を促すことも必要になってきます。
ですが、周りから言われることでかえってストレスがたまり指しゃぶりを継続してしまうお子様もいるので絵本を使って読み聞かせをしたりなど工夫をするなど、使え方は慎重にしていきましょう。
また、指しゃぶりをやめようとしていても環境側の要因で指しゃぶりを助長してしまうこともあるので下記の点にも注意していきましょう。
①不規則な生活リズムが子供のリズムに合っていない
②外遊びが少なく、テレビやビデオの視聴時間が長い
③緊張した親子関係(注意・叱責が多い、過干渉など)
④親子のふれあいの時間が短い(親の多忙・無関心など)
2025年01月10日 12:32