キシリトール
6番の今関です!
先日、キシリトールについて、患者様にお話させて頂きました!
なぜ、キシリトールが、歯にいいのか。
シリトールの効果は?
キシリトールはむし歯予防に効果的といわれますが、その理由は大きく2つに分かれます。
ひとつはむし歯の原因となるミュータンス菌に直接アタックする効果、もう一つは唾液分泌を増やすことによる効果です。
ミュータンス菌にアタック!
むし歯とは、ミュータンス菌に代表されるむし歯の原因菌が酸を産生し、歯が溶け出す現象です。
ミュータンス菌は糖分などの栄養を分解して酸を作り出しますが、キシリトールでは酸が作られません。
しかも、ミュータンス菌の体内に取り込まれると、菌自体が持っているエネルギーを放出させてしまうので、力が弱って次第に菌の数が減っていくことになります。
キシリトールを長期間(1日3回で3ヶ月)継続して摂ると、プラーク(歯垢)を住みかとするむし歯菌は数が減って元気がなくなり、同時にプラークが歯面からはがれやすくなることも知られています。
この効果は他の糖アルコールには見られない、キシリトール特有の作用です。
選ぶ基準は?
★キシリトール50%以上の表示があること!あるいは栄養成分表示で糖質とキシリトールの割合を確認しましょう。