問題の分離
3番の石坂です
松井秀喜さんの著書「信念を貫く」には、こんなくだりがあります。
①自分がコントロールできることとできないことを分けて考えなければならない。
②コントロールできることについては、結果につなげるべく努力をする。
③コントロールできないことには関心を持たず囚われない。
思うように打てないとき、マスコミは決まって騒ぎ立てます。
そんなとき、松井さんは周囲の雑音という「コントロールできないことには囚われず、練習をして次の打席で打つための努力をするという「コントロールできること」に集中していたそうです。
フロイト、ユングと並ぶ3大心理学者である
アドラーも
「自分の課題と他者の課題を切り分けて考える」事が重要であると説いてます。
例)
1、本書では、例えば「勉強をしない子どもとその親」を例にしてこう説いています。
「勉強しない」ことで授業についていけなくなったり、希望の学校に入れなくなるのは「子ども」自身
つまり、勉強するかどうかは「子どもの課題」であり、親は介入してはいけない
その代わり親は、見守り、それが自分の課題だと伝え、必要なときには支援できるようにしておく。
2、同じように、対人関係全般についてもこんなことが書かれています。
自分の人生をどう生きるか、どう行動を起こすかは「自分の課題」である
それを他の人がどう思うか、どう評価するかは「他者の課題」である
他者からへの承認欲求を捨てることで人は楽になれるそうです。
一生懸命研究してきて、現在も残っている考え方であり
客観的に賢人がそう言っているのだから、そうであるのかな?
と、自分自身が個人的に思いました。