虫歯の進行度について
今回は虫歯の進行段階についてお話します。
多くの人は痛みを感じてから歯医者に行って虫歯の治療をすると思いますが、自分ではわからないうちに虫歯ができているなんてこともあります。
歯科検診でCO、C1、C2等の言葉を耳にしたことがありませんか?
これは虫歯の進行度を表しています。
COは初期虫歯で歯が白濁としており、痛みなどの症状がありません。
C1はエナメル質内の虫歯で穴があきますが、痛みなどの症状がほとんどないため気づきにくいです。
C2は象牙質内の虫歯で、穴も深くなり痛みやしみるなどの症状がでてきます。大体の人がこのあたりで虫歯に気づき歯科にいくようになります。
C3は神経に達した虫歯で、痛みが酷くなり重度の虫歯です。
C4は歯の根まで虫歯が進行した状態で、歯を抜かなければいけないことがあります。
初期の虫歯であれば1回で治療が済むこともありますが、虫歯が進行してしまうと何回も治療に通って頂く必要があり、時間も費用もかかってしまいます。痛みが出てからも放置してしまっていると、最悪歯を抜かなければいけなくなってしまいます。
ご飯を美味しく食べるためにも、毎日の歯磨きと定期的な検診を心掛けましょう。痛みやしみる等の気になる症状がでたら放置せずにお気軽に歯医者のそらクリニックへご連絡ください!
2021年12月10日 10:31