親知らずは抜いた方がいい?
親知らずを抜いたことはありますか?
親知らずの生え方には3種類あります。1つは真っすぐに他の歯と同じように生えている場合。2つ目は歯の一部分だけ出た状態。3つ目は完全に埋まっていて見えないものがあります。
真っすぐ生えている場合は問題ありませんが、一部分だけ出ている状態が一番お手入れしにくく、虫歯や歯周炎等になりやすいのです。
親知らずは抜いた方がいいのかと言うと、抜いた方がいい場合もあればそのままにしておいても良い場合があります。手前の奥歯などが抜けてしまってない場合などはその部分を補うためのブリッジや入れ歯の土台に利用できるため、残しておいた方が良いこともあります。
親知らずは一番奥の歯なので虫歯になってしまうと、治療がしにくくお手入れも難しいです。虫歯の治療をせずに抜いてしまった方が良いことやその手前の奥歯が虫歯になった際に親知らずを抜いて治療をした方が良いこともあります。
親知らずが横向きに埋まっていると智歯周囲炎や手前の歯の根が溶かされるように浸食されることがあります。
奥の歯茎が痛むと感じたときは親知らずが影響していることもよくあります。
親知らずが手前の歯を押してしまって歯並びに影響を与えていることもあるので、矯正を考えている方は親知らずを抜いた方が良い場合もあるかもしれません。
親知らずがどういった状態で、抜いたほうがいいのかどうかは個人差があるので気になる方は歯科へ行って相談してみましょう。
検診や歯についてご相談等ご希望の方はお気軽に歯医者のそらクリニックへご連絡ください。
2022年01月10日 12:55