歯の神経って何?②
成田市の歯科医院、歯医者のそらクリニックの秋山です。
前回は、歯の神経についてと、抜髄処置の大まかな症例をお話ししました。
今回は、前回の続きで歯の神経を抜くことによるメリットなどお話していきたいと思います。
〇歯髄を抜くことによるメリット
➀歯の痛みが無くなる
神経を抜いたことによって痛みが無くなります。歯髄炎はかなりの痛みを伴うためかなり楽になります。
また、知覚過敏などで歯がしみるといった症状もなくなります。
②虫歯の進行を抑える事が出来る
神経の治療をすることにやって、細菌が根の先の骨まで侵食し骨まで溶かしてしまうのを防ぎます。
〇歯髄を抜くことによるデメリット
➀歯が脆くなる
前回少しお話させていただいたように、神経を抜いてしまうと歯に栄養や酸素が供給されなくなります。
すると歯は脆く寿命が短くなってしまいます。
また、栄養が行き届かないことで歯が暗く変色してしまう事があります。
②虫歯や歯の異変に気付きにくくなってしまう
先程、抜髄処置をすることによってのメリットのひとつに歯の痛みが無くなるとお話させていただきましたが、これはデメリットのひとつでもあります。
仮に虫歯が進行したり、歯に異変があっても感覚が失われていると気が付かなくなってしまいます。
③再治療が必要になることがある
抜髄処置はとても繊細な治療です。処置をしても、このときに根管内に細菌が残っていると細菌の感染、繁殖が再び起こり再治療が必要となってしまう事があります。
〇まとめ
定期的に歯医者さんに通っていれば、抜髄処置をして異変に気が付かなくても早期発見と早期治療ができます。
また、なるべく神経は抜かない方がいいため神経を抜くまで虫歯を放置せずに早期の治療をしたり、予防歯科に努めることが大切です。
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2023年04月17日 15:56