歯周病が全身疾患に関係している?
突然ですが歯周病という言葉、誰しも一度は聞いたことがあるかと思います。
歯がぐらぐらになって、最終的には歯が抜けてしまう大変怖い病気です。
そんな歯周病、実は全身疾患に深く関係しているのをご存じですか?
今回は歯周病の恐ろしさについてお話しさせていただければと思います。
【歯周病がもたらす全身疾患】
➀心疾患➁高血圧
③糖尿病
④誤嚥性肺炎
⑤認知症
⑥低体重児出産、早産
などがあります。
こんなに沢山の病気に関わっているなんてびっくりですよね。
口腔内の病気なのに、どうして全身疾患と関わりがあるのでしょうか?
【なぜ歯周病は全身疾患と関係があるの?】
プラークが歯茎の間に侵入し、毛細血管を通じて血流に入り込み、血液とともに全身をめぐります。プラークの中の歯周病菌が毒素を出し、その物質が全身のあらゆる組織に運ばれ様々な器官に悪影響を及ぼしてしまうのです。
【プラークとは】
よく食べかすと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、実は全く別のものなのです。プラークは細菌の塊です。もし、お口の中にねばねばとした感じがあればそれがプラークです。
プラークの中には、歯周病菌や虫歯菌などのたくさんの細菌がいます。
ちなみに、プラークが唾液の中のカルシウムやリンと結びつくと石灰化し、歯石になります。
【歯周病を治す、予防するには】
○ブラッシング指導○歯科医院でのクリーニング(スケーリング)
が主になっていきます。
重度の歯周病ですと、外科処置や再生療法を要しますが、歯周基本治療が第一になります。
歯周病は元の健康な歯の状態に戻すことのできない、完治する病気ではありません。
しかし、炎症を抑え、歯周病の進行を食い止め、組織の破壊を止めることは可能です。
歯周病は、歯科医院での定期的なメンテナンスも大切ですが歯ブラシが何よりも重要です。
お口の健康はもちろん、全身の健康のためにもしっかりとブラッシングを心掛けていただき、今ある歯を大切にしていきましょう!
当医院では顕微鏡を用いて、患者様のお口の中にどれぐらい細菌がいるのか検査をするといったこともしております。
歯医者のそらクリニックでは、
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2024年05月01日 10:00