歯茎から出血
宮本です。
皆さんは歯磨きをした際、血が出てしまった経験ないでしょうか?
今回は、歯磨きをした時に血が出る原因についてご紹介いたします。
歯磨きの時の出血は炎症によるものがほとんどで、
歯肉炎、歯周炎の初期症状の一つです。
また、出血などの初期症状だけでなく、
「歯茎がぶよぶよする」「歯茎が晴れる」「歯がぐらぐらする」
等の症状も出ている方は歯周病が進行している可能性が高いため、注意です。
また、磨く力が強いと歯茎から出血します。
歯磨きの際に、力を入れすぎると、歯茎に傷がついてしまい、出血してしまいます。
血が出るくらい強く磨いてしまうと、スッキリ感はあるかもしれません。
しかし、強くみがいてしまうと歯茎を傷つけるだけでなく、
プラークを十分に除去できず、虫歯のリスクもたかくなります。
それでは歯茎から出血してしまう方への対処法をご紹介いたします。
1.ヘッドは小さく、柔らかめで毛先が丸いタイプのハブラシまたは電動ハブラシを使用し、
1日2~3回ブラッシングをします。力を入れすぎないように気をつけ、歯ぐきに対してハブラシを45度の角度であて、弱い力で細かく振動するように動かします。
2.フロスまたは歯間ブラシで、歯と歯の間などハブラシの届きにくい部分にある食べかすやプラーク細菌を取り除きます。ブラッシング前に行うのが効果的で、
1日2回程度フロスを使うのが理想です。プラーク細菌は歯ぐきの炎症を引き起こし、歯周病の原因になります。このプラーク細菌を除去する働きがあるハミガキを使うとよいです。
症状が出る前の対処が効果的なため、定期的に検診を受けて、歯周病が悪化する前に対処することをおすすめします。また、偏った食事のせいで十分な栄養が摂れていないと、
歯ぐきが病気にかかりやすくなります。健康的な生活と食事を心がけることで歯ぐきだけでなく、全身の健康維持に繋がります。
出血する原因は今回ご紹介したもの以外にも、様々な原因がある為、早めに歯医者さんへいきましょう!
気になることがありましたら、ご相談下さい。